[ 目次 ]

Movie キャプチャー
ウインドウ
再生
カット編集
トランジション
エフェクト
モーション
速度 (継続時間) の変更
マーカー
サウンド
静止画・写真
タイトル
DVテープへの書き出し

ワイド (16/9) 映像

ハイビジョン関係

その他


Movie キャプチャー

● DVテープから Final Cut Pro に Movie を取り込みたい。
 → ファイルメニューから「切り出しと取り込み」を選択します。
 → 詳細はメディア工房に置いてあるマニュアルのプリントを参照して下さい。

● DV機器からパソコンに Movie が取り込めない。
 → STORAGE の空き容量を確認する。(9分くらいの取り込みに、少なくとも 2GB 必要です)
 → Final Cut Pro メニュー の「簡易セットアップ」で、用途が 「DV-NTSC」になっているか確認する。
 → Final Cut Pro メニューの「オーディオ/ビデオ設定」の「取り込みプリセット」タブにて、「DV NTSC 48kHz」が選択されているか確認する。

******* ビデオカメラで DVテープに撮影するときは、音声の記録モードが、12ビット 32kHz でなく、16ビット 48kHz に設定されているか、撮影前に確認しましょう。(メディア工房の貸出し用ビデオカメラの音声記録モードは、通常16ビット 48kHz に設定してあります)
 
 → Firewire ケーブルの両端が、きちんと接続されているか確認する。
 → Final Cut Pro が DV機器を認識しないときは、DV機器の電源を入れた状態で、(現在のプロジェクトを保存してから) Final Cut Pro を再起動してみて下さい。
 → DV機器の電源を入れ直してみる。
 → 他の DV機器に接続してみる。
 → DV テープの先頭部分は、タイムコードがきちんと記録されていないので、キャプチャーできないことがあります。その場合は、少しテープを再生してから、キャプチャーを開始してみて下さい。
 → Final Cut Pro の再起動で、駄目な場合でも、OS を再起動すると、動作が正常に復旧するケースがあります。
 → メディア工房に置いてあるマニュアルのプリントにて、手順を再確認する。

 → DVデッキ (カメラ) で再生する映像が乱れたり、音の出方がおかしい場合は、DVデッキ (カメラ) の再生ヘッドが汚れていることが考えられます。スタッフに言って、クリーニング用のテープを借りて下さい。

 → デバイスコントロールが可能なのにもかかわらず、映像入出力ができないという不可解なケースに遭遇した場合は、VICTOR の DV デッキの電源を、一度 OFF にし、再投入することで、直ることがあります。
******* SONY のデッキでは、この問題はほとんど発生しません。


● Movie の取り込みが途中で止まってしまう。
 → Final Cut Pro メニューの「システム設定」から「取り込み先ディスク」の画面を表示させ、下方にある「 "今取り込む"の制限時間」のチェックをはずします。(デフォルトでは、60分に指定してあります)
 → 持込みの外付けハードディスクを使用している場合は、そのハードディスクがどのような形式でフォーマットされているかに注意して下さい。Mac OS 標準 (HFS) で、フォーマットされている場合は、2GB 以上のファイルを扱うことができません。FAT32 (Windows用のフォーマットですが、Mac からも読み書き可能) でフォーマットされている場合は、4GB 以上のファイルを扱うことができません (DV形式の場合、18分くらいの取り込みしかできません)。

******* 外付 HDD を使用する場合、基本的には、「Mac OS 拡張」でフォーマットした HDD を使用することを、おすすめします。

● キャプチャー時に、音声にエコーがかかったようになる
 → (外部モニタの上に置かれている) ミキサーの VideoMacintosh の両方の音量調整フェーダーが上がっているので、どちらかを下げて下さい。


ウインドウ

● ウインドウのレイアウトがおかしくなってしまった。
 → ウィンドウメーニューの「整頓」から「標準」を選ぶ。

● キャンバスウインドウとタイムラインウインドウが消えてしまった。
 → ブラウザにあるシーケンスをダブルクリックします。そうすれば、キャンバスとタイムラインが現れます。(シーケンスとキャンバスとタイムラインは、同じ内容のものです)

● ブラウザのプロジェクトを整理したい。
 → ファイルメニュー「新規ビン」にて、ブラウザウインドウのプロジェクトに整理用のビン (フォルダ) を追加する。沢山のクリップを読み込んだ場合、クリップを分類し、いくつかのビンの中に整理すると、すっきりし、見やすくなります。

● エフェクトコントロール等を見やすくしたい。
 → ビューアの「フィルタタブ」をドラッグして、切り離すと、エフェクト操作専用の独立したウインドウとして扱えますので、見やすい形に拡大して下さい。ウインドウの上方左端のボタンをクリックすると、元に戻ります。


再生

● 再生ボタンを押しても、再生できない。
 → タイムライン上方の線がオレンジ〜赤の部分はリアルタイム再生できません。その場合は、シーケンスメニューから、目的にあった「レンダリング」をすると、リアルタイムで再生できるようになります。
 → トラックの「オン/オフコントロール」(タイムライン左側の緑の丸いボタン) が OFF になっている場合、そのトラックは再生できません。
 → クリップがオフラインになっている場合は再生不可です(この場合は、クリップに「オフライン」と表示されます)。その場合は、プロジェクトとクリップを再リンクさせて下さい。

******* Final Cut Pro の中で、クリップを移動・編集・名前の変更をしても、元のクリップに影響はありませんが、元のクリップの名前を変更したり、別のフォルダに移動したりしすると、リンクがきれてしまうので、注意してくだい。

● 外部モニターで再生できない。
 → DV/VHS デッキの外部入力が、正しく設定されているか確認する(VICTOR のデッキの場合は、リモコンのチャンネルボタンを操作し、外部入力を F1 にする。SONY のデッキの場合は、外部入力を DV にする)。
 → 表示メニューの下方にある「外部ビデオ」が「オフ」に設定されている場合は、外部モニターに表示されません。「オフ」になっている場合は「すべてのフレーム」に変更して下さい。

● 再生時に、音が出ない。
 
→ Final Cut Pro メニューにある「オーディオ/ビデオ設定」の (あるいは、表示メニューの)「オーディオ再生」を FireWire DV にし、(外部モニタの上に置かれている) ミキサーの Video 側の音量調整フェーダーを上げる。
 → ミキサーに電源が来てない場合は、電源を入れる。
 → ヘッドホンの端子が抜けている場合は、正しく接続する。
 → Macintosh のモニター画面右上方の音量調整フェーダーを上げる。

● 変な連続音がして、Final Cut Pro の動作全般が限りなくおかしい。
 → キーボードの「escキー」の上に物が置かれている可能性があります。どけてください。


カット編集

● クリップをタイムラインに配置したい。(+ 素材クリップの余分な部分を切り取ってから、タイムラインに配置したい)
 → 素材クリップをブラウザからビューアにドラッグし、ビューアにて クリップの余分な部分を削除してから、タイムライン (あるいはキャンバス) にドラッグします。

******* クリップの一部分のみを使いたい場合は、ビューアウインドウにて、素材のクリップにイン点とアウト点を設定し、トリミング (余分な部分を削除) してから、タイムラインに配置します。トリミングされていないクリップには、トランジションをかけることができません。

 → ビューアあるいはブラウザから、クリップをキャンバスウインドウの編集オーバーレイにドラッグします。(この場合、いろいろな配置のモードが選べます。クリップの配置先は、あらかじめ、再生ヘッドあるいはイン点で、タイムライン上の始点を決め、タイムライン左側のソースボタンで、どのトラックに配置するか決めておきます)
 → ブラウザから、素材クリップを直接タイムラインにドラッグする。

● クリップを分割したい。
 → クリップを分割したい場所に再生ヘッドを移動し、シーケンスメニューから「編集点の追加」を選択する。
 → ツールバーから、「刃がねツール」を選択し、クリップを切断しても、OK。
 → 再生ヘッドのある位置に、分割したくないクリップ (トラック) がまじっている場合は、そのクリップにロックをかけてから、「編集点の追加」を実行します。分割が完了したら、ロックをはずします。ロックの ON / OFF の操作は、タイムライン左側のあるカギのボタンを使います。

● 分割したクリップの名前を変更したい。
 → クリップを「編集点の追加」で分割する前に、そのクリップを選択し、修正メニューから「独立クリップを作成」を選択します。その操作の後、クリップを分割し、分割したクリップを controlキーを押しながらクリック (ないしは、右クリック) し、「項目の情報」-「形式」を選択します。でてきた「項目の情報」ウインドウで「名前」を変更します。

● クリップとクリップの間の隙間(ギャップ)を削除したい。
 → ギャップを選択し、シーケンスメニューの「リップル削除」(shift + delete キー) あるいは「取り除く」(delete キー) を選択。単純に後ろのクリップをドラッグして、前のクリップにくっつけるというのでも可能ですが、後方にクリップが沢山連なっている場合は、「リップル削除」が便利です。

● クリップとクリップの間の隙間(ギャップ)ができないように、クリップを削除したい。
 → クリップを選択し、シーケンスメニューから「リップル削除」(shift + delete キー) を選択する。
 → キャンバスにて、タイムライン上にイン点 /アウト点を設定し、「リップル削除」を選択する。(イン点を追加のショートカットは I キー、アウト点を追加は O キー。イン点を削除は option + I キー、アウト点の削除は option + O キー)

******* キーボードを用いた簡単なショートカットは、覚えてしまうと便利です。

● タイムライン上のクリップとクリップの間に、小さな隙間ができてしまう。
 → タイムライン右上の「スナップ」ボタンを ON にして配置すると、クリップとクリップはピッタリとくっつき、隙間はできません。特にスナップをはずしたい場合以外は、常にスナップは ON (ボタン押されたように見える状態) にしておきましょう。

● クリップを配置すると、既にタイムラインにあるクリップの位置がずれてしまう。(上書きモードで配置したいのに、挿入モードになってしまう)
 → タイムラインにドラッグ操作にて配置するとき、カーソルの形が↓(上書きモード), → (挿入モード) のどちらになっているか、よく確認してから、ドロップする。間違って配置してしまった場合は、編集メニューの「取り消し」(command + z キー) で、25回前まで、遡ることができます。

● タイムライン上のクリップをトリミング (クリップの要らない部分を削除する作業) したい。
 → クリップの端をドラッグすると、タイムライン上で、クリップのトリミングができます。(事前に再生ヘッドの位置を調整し、再生ヘッドにスナップさせるようにドラッグすれば、微妙な調整ができます)
 → キャンバスウインドウで、タイムライン上にイン点とアウト点を設定し、シーケンスメニューの「リップル削除」あるいは「取り除く」を選択します。(クリップが複数に股がった部分、あるいはクリップの真ん中部分をトリミングするには、こちらが便利)

● トリミング位置を微調整したい。
 → シャトルコントローラーを利用し、再生ヘッドの位置を微調整し、そこにクリップの端をドラッグして、スナップさせます(あるいは、イン点/アウト点を設定します)。
 → コマ送り調整をしたい場合は、キーボードの ← キー, → キーを使います。

● 新しくトラックを追加したい。
 → タイムラインの左側部分をコントロールクリックし、「トラックの追加」を選択する。
 → タイムライン上方のトラックのない空間に、ファイルをドラッグ&ドロップする。


トランジション

● トランジションをかけたい。
 → タイムライン上の編集点 (クリップとクリップの間の境界線) を選択して、エフェクトメニューのビデオ・トランジションから、好みのトランジションを選択します。
 → ブラウザのエフェクトタブからビデオ・トランジションのビン (フォルダ) を開き、好みのトランジションを選択する。それをタイムライン上の編集点 (クリップとクリップの間の境界線) にドラッグ&ドロップします。

● トランジションがかからない。
 → クリップの端が事前にトリミングされ、トランジションがかかる分の余白が、そのクリップにあるか確認して下さい。その余白部分がないと、トランジションはかかりません。余白がない場合は、タイムライン上で、トランジションに必要な分だけクリップの端をトリミングすることもできます。あるいは、元のクリップをブラウザからビューアに配置し、クリップの端をトリミングしなおしてから、タイムライン上に再配置してください (この場合、タイムライン上の要らなくなったクリップを「リップル削除」し、新たにトリミングし直したクリップを「挿入モード」で配置すると楽です)。
 → クリップとクリップの間に隙間があると、変なトランジションになってしまうので、注意して下さい。

● トランジションの長さを調整したい。
 → トランジションの端をドラッグすることにより、トランジションの継続時間を長くしたり、短くしたりできます。タイムラインの画面を、ズームすれば、調整しやすくなります。

● トランジションを削除したい。
 → トランジションを選択し、delete キーを押します。

● 別のトランジションに変更したい。
 → トランジションを選択し、エフェクトメニューのビデオ・トランジションから、変更したいトランジションを選択します。
 → ブラウザのエフェクトタブからビデオ・トランジションのビンを開き、新しいトランジションを選択する。それを、現在かかっているトランジションの上にドラッグ&ドロップします。

● トランジションを、いろいろ調整したい。
 → トランジションをダブルクリックすると、ビューアにトランジション編集画面が現れます。いくつかのオプションがありますので、そこで編集します。このウインドウを消したい場合は、他のクリップをダブルクリックします。

● 同じ(調整された)トランジションを使い回したい。
 → タイムライン上のトランジションをダブルクリックしてビューアに表示させます。ビューア画面右上方にある手のマークを、次にトランジションを適用したい編集点にドラッグ&ドロップします。
 → タイムライン上のトランジションを選び、編集メニューのコピー (command + c) を選択します。次に、それと同じトランジションを適用したい編集点を選択し、編集メニューのペースト (command + v) を選択します。
 → タイムライン上のトランジションを、ブラウザのプロジェクトウインドウに、ドラッグ&ドロップし、使い回し用に、保存しておくこともできます。


エフェクト

● エフェクトをかけたい。
 → まず、タイムライン上のクリップをダブルクリックします。そして、エフェクトメニューのビデオ・フィルタから、適用したいエフェクトを選択します。ビューアウインドウのフィルタタブをクリックすると、エフェクトの編集画面が現れますので、適当にパラメータを調整し (キャンバスに、現在適用されているエフェクトのプレビューが表示されますので、それを見ながら調整する)、自分の好みになるようにエフェクトを適用して下さい。
 → ブラウザのエフェクトタブからビデオ・フィルタのビン (フォルダ) を開き、好みのエフェクトを選択する。それをタイムライン上のクリップにドラッグ&ドロップします。

● クリップにかけたエフェクトが適用されない。
 → 現在ビューアで開かれているクリップが、ブラウザにあるクリップである場合、ブラウザ内の素材クリップにエフェクトが適用されるだけで、タイムライン上のクリップには、そのエフェクトは適用されません。ですので、キャンバスウインドウの映像にもエフェクトは反映されません。その場合は、タイムライン上のクリップをダブルクリックしてエフェクトをかけ直すか、エフェクトのかかった素材クリップをタイムライン上に再配置して下さい。

● エフェクトを削除したい。
 → ビューアのフィルタタブをクリックして、エフェクト編集画面にて、削除したいエフェクトを選択し、delete キーを押します。削除するのでなく、一時的に OFF にしたいだけの場合は、該当エフェクト左横の青い部分のチェックをはずします。(レンダリングしてあるエフェクトのチェックをはずすと、再びレンダリングしなおさなければならないので、注意して下さい。元に戻したい場合は、編集メニューから「取り消し」を選択して下さい)

● エフェクトを他のクリップに再利用したい。
 → エフェクトを適用したクリップを選択し、編集メニューから「コピー」を選択します。そして、そのクリップと同じエフェクトを適用したい別のクリップを選択し、編集メニューから「パラメータのペースト」を選択します。パラメータのペーストの画面で、「フィルタ」にチェックを入れて、「OK」します。

● 複数のクリップにまとめて、エフェクトを適用したい。
 → タイムライン上の連続した複数のクリップを、選択します。シーケンスメニューから「項目のネスト」を選択し、名前をつけます。すると、その複数のクリップの連なりは、別の名前の「ひとつのクリップ」として扱うことができるようになります。ブラウザのプロジェクトの中にも、その新しい名前のクリップは、(シーケンスとして)保存されています。

******* シーケンスは、ダブルクリックすると、いくつかのクリップの連なった、ひとつのタイムラインとして現れますが、シーケンスを他のシーケンスのタイムラインに配置すれば、そのシーケンスは、「単なるひとつのクリップ」として扱うことができます。


モーション

● 画像のサイズを拡大・縮小したい。
 → タイムライン上のクリップをダブルクリックします。そして、キャンバスウインドウの「ビュー」ポップアップメニュー (上方若干右寄りの四角のボタン) から「イメージ+ワイヤーフレーム」を選択します。キャンバスのワイヤーフレームの四隅の角のうちのどれかをドラッグすると、画像の大きさが変わります。
 → もし、縦横比を変更したい場合は、shiftキーを押しながら、ワイヤーフレームの四隅の角のうちのどれかをドラッグしてください。
 → キャンバスウインドウ上方若干左寄りにある「ズームレベル」ボタンで、表示サイズ (%) を変更すれば、位置とか大きさの全景を見渡しやすい状態で、ワイヤーフレームを操作できます。ワイヤーフレームでの操作が終わったら、「ズームレベル」は「ウインドウに合わせる」に戻しておきましょう。

● 画像の位置を変更したい。
 → タイムライン上のクリップをダブルクリックします。そして、キャンバスウインドウを「イメージ+ワイヤーフレーム」のモードにします。キャンバスのワイヤーフレームの四角の内側をドラッグすれば、画像が移動しますので、好きな位置に移動させます。
 → 「ズームレベル」ボタンで、表示サイズ (%) を変更すれば、位置とか大きさの全景を見渡しやすい状態で、ワイヤーフレームを操作できます。

● 画像を回転させたい。
 → タイムライン上のクリップをダブルクリックします。そして、キャンバスウインドウを「イメージ+ワイヤーフレーム」のモードにします。キャンバスのワイヤーフレームの角を (マウスのカーソルの形が円状になってから)ドッラグすると、画像を回転させることができます。
 → 回転の中心 (アンカーポイント) をずらしたい場合は、ワイヤーフレームの中心点をドラッグします。

● 画像を自由変形させたい。
 → クリップの形状を歪曲したい場合は、ツールバーの「歪みツール」(「クロップツール」をプッシュすると現れます) を使用します。

● 画像を、指定したピクセルサイズに、変形させたい。
 → ビューアのモーションタブをクリックして、「歪み」のパラメータの部分を表示させます。
そして、画像の四隅の位置の数値を変更します。

● 画像を好きなように動かしたい。
 → タイムライン上のクリップをダブルクリックします。そして、キャンバスウインドウを「イメージ+ワイヤーフレーム」のモードにします。キーフレームを作成したい地点に再生ヘッドを移動させます。キャンバスのワイヤーフレームを操作し、その地点でのクリップの画像の大きさ・中心点の位置・角度・形状を決めます。そして、キャンバス下方右寄りにある「キーフレーム」ボタンをクリックし、1つめのキーフレームを作成します。
 → 次に、再生ヘッドを、同じクリップの別の地点に移動させます。再生ヘッドを移動した地点での画像の大きさ・中心点の位置・角度・形状を、ワイヤーフレームを操作して確定させます。すると、自動的に、現在 再生ヘッドのある地点に2つめのキーフレームができます。(再生すると、そのクリップの画像は、大きさ・位置・角度・形状を変化させながら、2つのキーフレーム間をなだらかに移行して行きます)
 → 同様にして、キーフレームはいくつでも設置することができます。

******* キャンバスウインドウのキーフレームボタンで有効にできるのは、「基本モーション」(大きさ・回転・中心・アンカーポイント)「クロップ」「歪み」の計6種類のパラメータのみです。また、このキーフレームボタンを使用する場合、その6種類すべてのパラメータにキーフレームができてしまいますので、注意して下さい。各パラメータに対し、個別にキーフレームを作成したい場合は、ビューアウインドウのモーションタブをクリックして、モーション編集画面にて、キーフレームを作成して下さい。


速度 (継続時間) の変更

● クリップの速度を変更し、クリップの長さを調整したい。
 → タイムライン上のクリップを選択する。そして、修正メニューの「速度」をクリックします。クリップの速度を、%で指定したり、クリップの継続時間を変更したり、「逆再生」のオプションを選択したりできます。

● クリップの速度が適用できない。
 → タイムライン上にクリップがいくつか重なりあっている場合、クリップに速度変更が適用できない場合があります。その場合は、速度変更を適用したいクリップを、いったんタイムライン上のクリップが何もない位置に移動させると、速度変更が適用可能になります。速度変更を適用した後、そのクリップを配置したい位置に移動させます。


マーカー

● DVD 用のチャプターマーカーを入れたい。
 → 再生ヘッドをタイムライン上のマーカーを設置したい位置に移動させます。マークメニューの「マーカー」から「追加」を選択します。その状態で、さらにマークメニューの「マーカー」から「編集」を選択します。そして、「マーカーの編集」画面にて、「チャプターマーカーを追加」をクリックして「OK」すれば、その位置にチャプターマーカーができます。
 → Final Cut Pro から Movie ファイルを書き出すとき、「マーカー」のオプションにて「チャプターマカー」を選択しておきます。すると、Movie にチャプターマカーが埋め込まれます。このチャプターマーカーは、iDVD とか DVD Studio Pro で、読み込むことができます。


サウンド

● 映像と音声を分離して編集したい。
 → タイムライン右上の「リンク」ボタンを OFF にします。リンクを OFF にすると、映像と音声を別々に編集できます(映像あるいは音声だけを削除したいときには便利)。編集が終わったら、ON に戻して下さい。

● 音量調整をしたい。
 → タイムラインウインドウ下方左寄りにある「クリップのオーバーレイの切替」ボタンをクリックします。すると、タイムライン上の音声ファイルに、音量レベルを表示するラインが表示されます。その音量のラインをペンツールにてクリックして、音量レベルを操作する点を作成します。その点をドラッグすれば、フェードイン・フェードアウト等、簡単に調整できます。
 → タイムライン上の音声ファイルをダブルクリックすると、ビューアに音声ファイル調整用のウインドウが現れます。より細やかな編集をしたい場合は、こちらを利用します。

● CDの音声を使いたい。

 → CD を挿入し、デスクトップにマウントされた CD のアイコンをダブルクリックして開き、使用するトラックを STORAGE の自分のフォルダにドラッグして、コピーします。ファイルメニューの「読み込み」から、その音声ファイルを選択します。ブラウザに読み込まれたファイルをタイムラインに配置します。

******* CD から取り出したサンウド・ファイルを、ファインダーのファイルメニューの「情報を見る」で確認し、「所有権とアクセス権」の「権限」が「読み出しのみ」になっているときは「読み/書き」に変更します。また、著作権のある音源に関しては、そのことによく留意して下さい。

● クリップとクリップ間で、音声をなだらかに移行させたい。
 → 「クロスフェード」というオーディオ用のトランジションがありますので、これを音声ファイルの編集点 (クリップとクリップの間の境界線) に適用します。トランジションのかけ方は、映像トラックの場合と同様です。


静止画・写真

● 写真を使いたい。
 → 写真ファイルを STORAGE の自分のフォルダに保存します。Final Cut Pro のファイルメニューの「読み込み」から、STORAGE に保存した写真ファイルを選択します。そして、ブラウザに読み込まれた写真をタイムラインに配置し、そのタイムライン上のクリップをダブルクリック。キャンバスウインドウにて、「イメージ+ワイヤフレーム」のモードにし、サイズ・位置を調整します。
 → Photoshop にて正確な画面サイズにしてから、配置したい場合は、まず 720x534ピクセル (実際テレビに表示される縦横比) で画像を作成し、そして、その縦横比を 720x480 (パソコン上での DV の縦横比) に変更してから、Final Cut Pro で、その画像ファイルを読み込みます。ファイル形式は psd, jpg, tif などが可。

● Movie から静止画フレームを作成したい。
 → タイムラインをクリックし (アクティブにし)、修正メニューの「フリーズフレームの作成」を選択します。そうすると、タイムライン上の再生ヘッドの位置の静止画が、ビューアウインドウにできます。それをタイムライン (すぐ使う場合) あるいはブラウザ (あとで使う場合) にドラッグすれば、OK 。
 → 静止画フレームを、自分のフォルダに保存したい場合は、ファイルメニューの「書き出し」から「QuickTime 変換を使う」を選び、「形式」のオプションで「静止画」を選択し、保存先を指定し、保存します。そうすると、タイムラインの再生ヘッドのある位置の静止画が書き出されます。


タイトル

● タイトルを入れたい。
 → ビューア右下方のジェネレータボタン ( A と表示されているボタン) のポップアップメニューの「テキスト」から、好みのテキスト形式を選択します。ビューアの「コントロールタブ」をクリックし、テキスト編集画面にて、テキストの編集をします。編集したテキストは、必ずタイムラインかブラウザに移動させて下さい。(テキスト等のジェネレータ類は) タイムラインかブラウザに移動させないと、消えてしまいます。
 → テキストの編集は、テキストを一旦タイムラインに配置してから、それをダブルクリックして、ビューアに表示させて編集した方が、キャンバスでプレビューしながら編集できるので、やりやすいです。

● エンドロールを入れたい。
 → ビューア右下方のジェネレータボタン ( A と表示されているボタン) のポップアップメニューから、テキスト -「縦スクロール」か「Title Crawl」を選択します。Title Crawl の方が、いろんな微調整ができるので、オススメです。Title Crawl で、文字をロールさせる場合は、編集した Title Crawl を「適用」(画面右下のボタンをクリック) し、ビューアからタイムラインに配置して、それをダブルクリックし、ビューアのコントロールタブの編集ウインドウの「アニメーションスタイル」で「ロール」を選択して下さい。

******* Title Crawl は、重い動作を連続的に繰り返すと非常にフリーズしやすいので、必ずプロジェクトを保存してから、使用するようにして下さい

● 縦書きの文字を入れたい。
 → ビューア右下方のジェネレータボタン ( A と表示されているボタン) のポップアップメニューから、「Title 3D 」を選択します。画面左の上から2番目のタブをクリックすると、下方に「縦書きテキスト」というオプションが現れますので、それにチェックを入れて、タイトル文字を作成して下さい。

******* Title 3D は、重い動作を連続的に繰り返すと非常にフリーズしやすいので、必ずプロジェクトを保存してから、使用するようにして下さい

● 日本語が表示できない。
 
→ 欧文フォントが選択されている場合は、日本語を表示できないので、日本語のフォントを選んで下さい。


DVテープへの書き出し

● DVテープに、Movie を書き出したい。
 → ファイルメニューから「ビデオにプリント」を選択します。
 → 詳細はメディア工房に置いてあるマニュアルのプリントを参照して下さい。

● Movie が書き出せない。
 → Firewire ケーブルが、きちんと接続されているか確認する。
 → DV/VHSデッキの選択がDV側になり、外部入力が正しく設定(VICTORの場合:F1 / SONYの場合:DV)されているか確認する。
 → Final Cut Pro メニューの「オーディオ/ビデオ設定」の「A/V 装置」タブにて、書き出し時の設定が、映像・音声出力とも Firewire DV になっているか確認する。
 → Final Cut Pro 起動中に、DV機器を接続したり、Firewire ケーブルを別のDV機器にさしかえたりした場合、Final Cut Pro を再起動しないと (あるいは、表示メニューの「A/V 装置を更新」でも可)、そのDV機器を認識しないことがあります。
 → 一部分しか書き出せない場合は、「ビデオにプリント」での書き出し時の設定が「メディア全体」でなく「イン点からアウト点」になっています。「イン点からアウト点」を選択する場合は、イン点とアウト点がタイムライン上の正しい位置に設定されているか確認して下さい。
 → 書き出したいトラックの「オン/オフコントロール」(タイムライン左側の緑の丸いボタン) が全て ON になっているか確認する。
 → 外部モニタ (SONY/VICTOR) の入力が間違っていないか確認する。通常は A (DV/VHSデッキ) になっています。

● 音声だけが書き出せない。
 → Final Cut Pro メニューの「オーディオ/ビデオ設定」の「A/V 装置」タブにて、書き出し時の音声出力の設定が Firewire DV になっているか確認する。
 → ミキサーの Macintosh 側の音量を 0 にし、Video 側の音量のみ上げておいて、実際に音声が Firewire 経由で出力されているかをテストしてから、書き出せば、より確実です。

● 書き出しを途中で中止したい。
 → 書き出しを途中で、中止するには command + . (ピリオド) あるいは、esc キーを押します。


ワイド (16/9) 映像

● DVワイドで、録画したテープを編集したい。
 → 新規プロジェクトを作成し、Final Cut Proメニューの「簡易セットアップ」の「すべてを表示」にチェックを入れて、「DV-NTSC アナモフィック」を選択して下さい。

● 読み込んだワイド (16/9) 映像ファイルが、4/3 で表示されてしまい、映像が縦長になってしまう。
 → そのファイルを右クリックし、「項目の情報」の「形式」を選択します。「アナモフィック」の V1 欄をクリックすると、そこにチェックが入り、その映像はワイド (16/9) で表示されます。

● Final Cut Pro で書き出したアナモフィック (16/9) 映像を、iDVD で読み込むと、4/3 で表示されてしまい、映像が縦長になってしまう。
 → ファイルメニューの「書き出し」で「QuickTime 変換」を選択します。形式を「DVストリーム」にし、オプションで「アスペクト比」を 16/9 にして、書き出し、そのファイルを iDVD で読み込んで下さい。

******* DVD Studio Pro を使用すれば、アナモフィック情報を、そのまま活用できます。

● 4/3モニターに、ワイド (16/9) 映像を表示させたい。
 → まず、ファイルメニューから新規「シーケンス」を作成します。その新規シーケンスの設定は、通常の DV-NTSC (アナモフィックにチェックを入れない) にします。その通常の DV-NTSCシーケンスのタイムラインに、現在編集中の (DV-NTSC アナモフィックの) シーケンスを配置して下さい。
 → 上記のように2種類のシーケンスを作成しておくと、シーケンスを切り替えるだけで、現在編集中のムービーを、4/3モニターにレターボックス (16/9映像の上下に黒い帯のある画面) 表示させ、随時、正確なアスペクト比のイメージを確認することができます。

● ワイド映像をDVテープに書き出したい。
 → どういうモニター環境で再生しても 16/9のアスペクト比を崩したくない場合は、上記「4/3モニターに、ワイド (16/9) 映像を表示させたい」で作成した 「DV-NTSC (アナモフィックにチェックは入れない) 」シーケンスの方を、レンダリングし、書き出して下さい。そうすると、レターボックス映像 (16/9映像の上下に黒い帯のあるやつ) が書き出されます。
 → ワイド表示が可能な映像機器でのみ再生する予定の場合は、「DV-NTSC アナモフィック」のシーケンスの方を書き出して下さい。こちらの方が、画質的に有利です。


ハイビジョン関係

● FX-1 でハイビジョン撮影したテープを、DV形式にダウンコンバートして、キャプチャーしたい。
 → Fiewireケーブルをはずした状態で、FX-1のメニューの (入出力 / 録画設定) で「ビデオ HDV / DV」を DV にします。
 → (入出力 / 録画設定) で、「i.Link DV変換」を入にします。
 → (入出力 / 録画設定) で、「テレビタイプ」を16:9にします。
 → Fiewireケーブルを接続します。
 → iMovie を起動し「DVワイドスクリーン」のプロジェクトを作成します。
 → Fiewireケーブルを接続した状態で、今度はFX-1のメニューの (入出力 / 録画設定) で「ビデオ HDV / DV」を AUTO にします
 → これで、ハービジョン撮影したテープを、DV形式にダウンコンバートしてのキャプチャーが可能になります。

● ハイビジョンの native HDV編集をしたい (FX-1でハイビジョン撮影した場合)。
 → Final Cut Proメニューの「簡易セットアップ」で、「HDV - 1080i60」を選択して下さい。
 → Final Cut Pro で、キャプチャーするときのカメラ (FX-1) 側の設定 (入出力 / 録画設定)。「ビデオ HDV / DV」は、HDV。「i.Link DV変換」は、切。「テレビタイプ」は 16:9。


その他

● 拡張子が .mpg の映像ファイルを読み込んだら、音声部分が消えてしまった。
 → これは、現在の QuickTime の仕様なので、.mpg ファイルの音声部分を再生する (又、タイムライン上に音声部分を表示する) ことは、できません。
 → この問題を回避するためには、Toast を「ビデオ」モードにして、.mpgファイルを読み込み、一旦、拡張子 .dv のファイルを書き出し、それを Final Cut Pro で読み込みます。 
 → MPEG2 記録のハードディスク・カメラから、映像ファイルを読み込むには、直接 .mpg ファイルを取出すより、付属のアナログケーブルから、メディアコンバーターを仲介し (メディアコンバーターは受付で借りて下さい)、DVキャプチャーした方が、後々の編集が楽です。
 → 時間があれば、一度、DVテープにコピーしてから、Final Cut Pro で、キャプチャーすれば、タイムコード情報も付加されるので、よりベターです。